あしかがぎざん 足利義山 (1824-1910) 本願寺派の学僧。 院号は願海院。 備後国生まれ。 勝願寺 (広島県福山市) 住職。 大教校 (現在のりゅうこく大学) 教授、 大教校綜理などを歴任。 明治24年 (1891) 勧学東陽円月との間で滅罪についての論争があった。 著書に ¬教行信証ちゃく¼ ¬真宗俗問¼ などがある。 なお、 長男は勧学で龍谷大学学長を勤めた足利瑞義、 長女は京都女子学園の創立に尽力した甲斐和里子。