あぎたししゃきんばら 阿耆多翅舎欽婆羅 パーリ語アジタ・ケーサカンバラ (Ajita Kesakambala) またはアジタ・ケーサカンバリン (Ajita Kesakambalin) の音訳。 六師外道の一人。 すべてのものは地・水・火・風の四元素 (だい) から構成されているだけで霊魂などは存在しないという一種の唯物論を説き、 善悪の因果を否定して、 布施供養、 祭祀などの意義を認めず、 現世の享楽を追及する快楽主義を主張した。